【フリーランス自宅オフィス】デメリット編



2015/11/26

起業される方、起業したい方とお話をする機会を多くいただきます。

みなさん、漠然と、色々なことを考えたり、悩んだりされているので、私の考えるところのメリット・デメリットをまとめてみます。

あくまでも、

  1. フリーランス
  2. ワーキングマザー
  3. Webデザイン・制作というクリエイティブな仕事内容
  4. 自宅オフィス

という条件のもとですが。

まずは、デメリットから。
ちなみに、「テレビが気になってダラダラしてしまう」とか「自宅だとやる気が起きない」などといったことは、在宅ワーク以前の問題なので、触れていません(笑)

営業も経理も全て自分一人で

会社に属していれば、営業を担当してくれる人がいるので、自ら仕事を取りに行くことを考えずに済みます。
経費なども気にしなくて済みます。
しかしながら、個人の場合は、全て自分で考えなくてはいけません。
継続的に仕事依頼があるという状況は、とても有難いことなのです。独立する前に、ある程度目処をつける場合もありますが、その取引がいつまでも続くとは限りません。


フリーランスの求人や仕事依頼が集まるサイトに登録してみるなど、自ら発信して動くことが必要です。
一つのチャネルに頼って仕事を続けるのは、当然のことながら非常に危険なこと。いい時ばかりとは限りませんので、新規開拓が必要になってきます。
新たなチャネルを開拓するためには、まず、自分自身が個人で仕事を受けられるだけの力量を持っているかが重要だと思います。

プライベートと仕事の境が付きにくい

自宅で仕事をしていると、たとえ仕事部屋として独立していたとしても、すぐそばに家族があり、休んでいてもすぐに仕事を再開できる環境にあります。仕事とプライベートが混在してしまって、常に仕事が頭から離れないということもよく耳にします。
あるいは、常に、家事が目の前にちらついてしまうということもあり得ます。


自分の中でルールを作ることが大切です。
私の場合はこちら

収入が安定しない

”会社や事務所を構えていれば”、”会社勤務形態であれば”、時給や月給としてある程度の固定給が決められています。
しかし、自宅オフィスやフリーランスの場合、経費も制作費用も全て自己管理となります。
PCの電気代もしかり。
打ち合わせの交通費もしかり。
コンペ形式で受注が決まる場合は、時間をかけて本気でドラフトを作ったとしても、それが採用されなければ、1円にもなりません。これが会社勤務なら、この時間も全て労働としてお給料の形になるのですが…。
見積もりをあやまると、ほぼタダ働き!、なんてことも起こり得るのです。


最初から採算が合うなんて考えないことです。会社勤めしていた頃のような収入を、なんて考えていたらうまくいきません。お金を第一に考えるなら、フリーランスはお勧めしません。
ただ、仕事としてうける以上、相応の対価を受け取ることは当たり前のこと。
私も、最初は苦戦しました。今でも、正直見積もり以上の仕事をしてしまうことがあります。そこは、自分でどう折り合いをつけるか、常にバランスだと思っています。

知識や技術習得が遅れる

テクノロジーやトレンドは常に進んでいます。
会社勤務なら、日々の会話や会議などで色々な情報を得ることができますが、個人の場合は、自ら進んで情報を取りに行かないと、常に後手に回ってしまいます。
使用ソフトウェアなども、全て自分で揃える必要がありますが、その技術の習得や、アップデートも必要になってきます。


日々の業務の中で、気になったことは常に調べて、勉強するように。
書籍の購入も必要です。あとは、いくつか質問できるようなコミュニティを持つことも必要です。

孤独です

一人ですから(笑)

一人の時間を楽しむように。相談できる人や、専門的な話ができる人とのつながりも重要です。
あとは、息抜きができて、ちょっとした会話もできるようなカフェなどの行きつけを作っておくのも、いいかもしれません。

以上、あくまでも主観ですが。

次回はメリットをまとめてみますので、お楽しみに。