反省文も役に立つ!小学生の作文力向上とママのイライラクールダウン効果
長男が小学校高学年の時、担任の先生に声をかけていただいたことがあります。
「○○君、文章上手ですね。ちゃんと、論理的に書くことができていて素晴らしいです。」
と。
先生は、塾に行くわけでもなく、特に読書を楽しんでいる様子もない長男の様子を知っていて、このように褒めてくださったのですが。
私には理由がわかっています。
それは、反省文を書いていたから。
門限を守るとか
1日のゲーム時間を守るとか
嘘をつかないとか(友達とのいざこざは別)
自分で決めたことを守らないとか
そういうことが発覚すると、子供たちには私の雷が落ちます。
そして、「反省文を書いてきなさい」となるわけです。
・何がいけなかったのか
・どうしてそういうことになったのか
・これからどうするか
こういう項目をまとめて書く反省文です。
私が注意したところが伝わっていなかったり、項目が抜けていたりしたら、即やり直し。
こんなことが、長男の時から繰り返され、今は次男が反省文世代です。
反省文を書かせる良いところは、何といっても、母がくどくど怒らないというところ。
経験がある方も多いと思いますが、一度注意し始めると、それが呼び水となって、くどくど怒ってしまうことありませんか?
いけないな~、と思いながらも。
そして、そんな自分の思いを知ってか知らずか、あまり響いていない様子の子供を見ると、余計にヒートアップしてくる、というような。
長々と怒ってるから、子供もなんのことだかわからなくなってきちゃうのは当然です。
だから
子供には、現状認識と今後の改善のために
母には、クールダウンのために
反省文を利用しています。
反省文を書いたところで、しばらくしたら、また同じことを繰り返しているから、反省の効果は甚だ疑問です。
でも、良いんです。
子供をやりこめるために、注意しているわけではありませんから。
私の思い、伝えたいことを、まっすぐに伝えたいし、少しは伝わっているかどうかを確認したいだけです。
親子のコミュニケーションツールの一つでもあり、ちゃんと文章が書けるようになったのは、紛れもない事実。
長男自身も、
「俺の作文力は反省文のおかげ」
と言っています(笑)
こんな話をママ友にすると、
「素直に反省文を書く子供たちが偉い」
ということも言われます。
確かにそうかもしれませんが、それ以上に私が怒ると怖いんです。