子供の病院はいつまで一緒に行く?中学生の発熱で考えた



2017/04/17

急な40度の発熱! さぁ困った。

 

金曜日の朝、いつも通りに朝起きてきた長男。

「やばい、やっちまったかもしれない」

!?

何を?

と思ったら、発熱だそうで。
昨晩遅くから、明らかに熱が出ていて、朝になれば引くかと思ってたんだけど、かなり辛いそうで。

熱を測ったら、39.5度!!!!!

そりゃ、辛いわ。

お弁当作りをやめ、学校に電話をし、とにかくゆっくり休める様に部屋の環境を整える私。

ちょうど自宅仕事だったので、ちょくちょく様子を見に行っては、氷枕を変えたり、水分を補給したり、食事を作って運んだり。

当たり前ですが、ぐずるわけでもなく、泣くわけでもなく、手はかかりません。
そんなことをしみじみ感じるくらい、長いこと発熱していなかった彼。

今、インフルエンザもまた流行っているとのことで、発熱した時間を考えて、夕方まで待って病院に行ってみることにしました。

 

さて、私はどうしようか。

ふと、思ったのです。

子供の内科受診、いくつまで付き添いますか?

 

長男は、小学校中学年以降から、ほとんど熱を出しておらず、海外旅行でやむを得ず学校を休ませた以外は、病欠もなく、もう何年も内科を受診していません。

鼻炎の時は耳鼻科にお世話になりますが、自分で症状を説明できるから、小学校高学年から私は付き添っていません。
何かあったら、受付で電話をお借りして電話してきなさいと、必ず駆け付けるからと。
一番お世話になる整形外科や接骨院もしかり。
足のケガで歩けないときは送迎して院内のサポートはしますが、基本、私は口出ししません。

 

でも、今回はちょっと違う…。

夕方も、熱は40度でした。

長男は一人でいいよ、と言いましたが、さすがに辛そうで、ふらふらしていたので、車で送迎して、待合室まで付き添いました。

 

年齢ではなく症状や病院との関係も

 

インフルエンザの検査をして、隔離室で結果を待った後、

「診察室にはお母様もご一緒に~」

と声をかけられ、私も診察室に。

インフルエンザは陰性でしたが、高熱なので解熱剤と抗生物質の処方。
長男は朦朧としていて、先生のお話は聞いていなかったそうで。

当たり前ですが、一緒に行ってよかった。

 

病院によっては、中学生までは保護者も一緒に、というところもあるようですね。

 

子供たちがお世話になっている、内科、耳鼻科、整形外科は、全て、小さい頃からずっと通っている病院で、もちろん私も先生とは色々とお話をさせていただきました。

特に耳鼻科の場合、看護師さんや、医療事務の方と、町中でお会いしても挨拶されるくらい、乳幼児期から通ってましたから。

内科の看護師さんも、ふらふらな長男に、
「あら~、大きくなっちゃったのね~! スポーツ何してるの? あ、今それどころじゃないわね!」
なんて笑ってくれて。

だから、私も安心してお任せできるし、子供たちも不安なく受診します。

あらためて、家族の生活は、日々の積み重ねだな、と思った出来事でした。

そして、母というものは、子供には早く自立してほしいけど、たまには世話も焼きたい、面倒な生き物だということも再認識(笑)

高校生になっても、状況次第で車で送迎したりするんだろうな、と思った母でした。

 

<おまけ>

そして、私が子供のころからお世話になっていたファミリードクターのことも、懐かしく思い出したりして。
一応、都市部の住宅街にあるのですが、そこだけ時代が1世紀くらい遡ったような、古~い木造平屋建ての内科医院。

重いすりガラスの木戸をあけて入ると、土間の玄関があって、靴を脱いで上がる畳張りの待合スペースには火鉢があったりするのです。
土間の脇にある受付には、ノートがあってそこに名前を書いた順番に診察してもらえて、お薬もそこで処方。

内科担当のおばあちゃん先生は、私の高校の大先輩ということで、叱咤激励の数々をいただきました(笑)
大学受験前には、疲労回復のために注射してもらったり。
長男は出産後すぐに里帰りをしたので、1か月検診もそこでお願いしたら、先生も喜んでみてくださって。
先生の、「何の心配もありません」の一言がどれだけ嬉しかったことか。

付き添ってくれた主人が、「トトロの病院」と言っていましたが、まさに、そんな雰囲気。

今は、どうしてるのか、実家に電話して聞いてみようかな。