SEO 検索エンジン対策 キーワード設定は不要です!
色々なご相談やご質問をいただきますが、
「キーワードって、何個くらい設定したらいいですか?」
というもの、結構あります。
結論から言うと、一般的なブログや、ホームページには設定不要です。
meta-keyword は旧石器時代のSEO
以前は、ホームページ、ブログ、どちらも、meta-keywordの設定が必須でした。
- その記事内容にあったキーワード
- ページごとに重複しないように効果的なキーワード
- 検索されやすいキーワード
等々
こんなことを一生懸命リサーチして、研究していた時代もありました。
むしろ、それでSEO対策になっていた時代が懐かしいくらい…
でも、今は一切不要です。
キーワード設定が不要な理由
一般的な検索をする場合(SNSを覗く)、検索エンジンを使用する方が多いと思います。
GoogleやYahooでの検索が多いと思いますが、その検索エンジンが公式に、
「meta keywordsを検索順位を決める要因としては、利用していない」
と言及しています。
Google does not use the keywords meta tag in web ranking
Monday, September 21, 2009
更に、Googleウェブマスターフォーラムにて、「keywordsは追加したほうが良いでしょうか?」という質問に対して、
Google検索では、Keywordsは、使用されません。記事内部から、キーワードになる単語を抽出、選択します
というようなコメントがありました。
Googleは、AIを使用した高性能の検索アルゴリズムを使用しており、文章の意味や重要性も加味して、よりユーザーのニーズに沿った検索結果を表示することを目指しています。
つまり、制作者側が、「こんなキーワードで検索してほしい」という目論見よりも、検索するユーザー側の欲求を満たすことを第一目標としているのです。
キーワード設定のデメリット
「Googleが無視しているのはわかったけど、別にキーワードは設定したままでも良いよね?」
という質問も受けます。
検索結果に影響はないけど、何かいいことあるかもしれない、という思いかもしれませんが、デメリットもあります。
それは、競合サイトに見られてしまうということです。
サイトのソースを見れば、どのようなキーワードを設定しているかが分かります。
つまり、そのサイトが、どのようなアピールポイントを持っているかということになるわけですから、それを競合が見れば、対策を立てることも可能なわけです。
過去の記事のキーワードを全て削除する時間はもったいないので仕方ないとしても、今後の記事はキーワード設定を行わないことをお勧めします。
キーワードとハッシュタグ 混同してませんか?
「私のWebサイトのブログ、ハッシュタグ設定はどうしたらいいでしょうか?」
という質問、実は少なくありません。
日本語ハッシュタグとは #記号と、日本語文字で構成される文字列のことをTwitter上では日本語ハッシュタグと呼ぶ。 発言内に「#○○」と入れて投稿すると、その記号 つきの発言が検索画面などで一覧できるようになり、同じイベントの参加者や、同じ経験、同じ興味を持つ人のさまざまな意見が閲覧しやすくなる。
Twitter「日本語ハッシュタグとは」とは?|ツイッター用語 – ツイナビ
twinavi.jp/guide/section/twitter/glossary/日本語ハッシュタグとは
ハッシュタグは上記の通り、Twitterでは有名ですが、他にもInstagramでも多く利用されています。
また、最近は、アメブロ内でもハッシュタグが使われるようになっています。
でも、それはあくまでも、それぞれのツール内での検索用です。
「アメブロで〇〇のハッシュタグが人気だから、私のブログにも付けたい」
というご相談もありますが、アメブロ以外のブログにその人気ハッシュタグを書いたとしても、それは、ブログ内に突然登場した単語としか認識されません。
マークアップしてある分だけ目立つので、前述のキーワード設定のデメリットに通じるところがあるかもしれません。
混同しないようにご注意くださいね。