[:ja]【Google Analytics】リファラスパム対策していますか?[:]
[:ja]Google Analyticsを見てみると、国や言語に 「ru」 、「ru-ru」、「not set」などが表示されているかも知れません。
これは、リファラスパムと呼ばれるものなのですが、放置すると厄介なのでその対処法をまとめます。
Contents
リファラスパムとは
何かウィルスを仕込んだり、乗っ取りを図るようなスパムではないのですが、頻繁にアクセスしてくるため、貴重なアナリティクスデータを混乱させます。
つまり、Refferal(参照元)にURLや国、言語、などの痕跡を残して、あわよくば自分のところに誘い込もうというスパム行為です。
リファラスパムの何がいけないのか?
まず第一に、せっかくのアナリティクスデータなのに、正確なユーザーの動向が測れません。
サイトに興味を持って訪れてくれたユーザーの情報が、この無用なリファラスパムデータに紛れてしまうのです。
第二に、参照元サイトをクリックすることで、スパムサイトへ誘導されてしまうということです。
こんな風にURLが残っていたら、”どんなサイトかな”とクリックしたくなるのは自然なことですよね。
でも、クリックしたら最後、ウィルスに感染してしまうこともあり得ます。
というように、このリファラスパムは非常に自分勝手で邪魔なスパムなのです。
リファラスパム対策1:ボットのフィルタリング
「既にスパムと認識されているボットや、スパイダーからのアクセスを全て除外する」という設定です。
アナリティクス設定の”全てのウェブサイトのデータ”の「ビュー設定」をクリックします。
「ボットのフィルタリング」の項目の”基地のボットやスパイダーからのヒットを全て除外する”にチェックを入れます。
保存をクリックして、ボットのフィルタリング設定は完了です。
この方法は簡単ですが、全てを網羅してくれるわけではないので、更に手動でのフィルタリング設定が必要です。
リファラスパム対策2:言語のフィルタリング
続いて、無関係な言語を除外するフィルタリング設定をします。
アナリティクス設定の”全てのウェブサイトのデータ”の「フィルタ」をクリックします。
新しフィルタを追加するので
フィルタを追加をクリックして、以下のような設定をします。
言語のru を除外する設定をしてみます。
①フィルタ名は何でもいいのですが、どういうフィルタをかけているかわかるように設定します。
ここでは、 “言語 ru” としました
フィルタの種類を”カスタム”にして、引き続き設定をします。
②フィルターフィールドを ”言語設定”にします
③フィルタパターンは、ru
以上で保存します。
このほか、ru-ruや not setなど、アナリティクスデータの言語に表示されるもので、除外したものを、それぞれ同じようにフィルタ設定すれば、言語のフィルタリングの完了です。
リファラスパム対策3:国のフィルタリング
続いて、あやしい国を除外するフィルタリング設定をします。
言語の設定とほぼ同じですが、設定する項目が、以下の通り変わります。
例)not set の設定の場合
フィルタ名: 国 not set
フィルタフィールド: 国
フィルタパターン :not set
以上で保存をします。
リファラスパム対策4:特定のサイトを指定してフィルタリング
最後に、あやしいサイトを除外するためのフィルタリング設定をします。
あやしいサイトは、集客→サマリー→参照サイト から確認できます。
他のサイトでも確認したのですが、
best-seo-software.xyz
floating-share-buttons.com
site#.free-floating-buttons.com #には色々な数字が入ります
get-free-social-traffic.com
などがそういったサイトのようです。
フィルタの設定方法は、国や言語と同様です。
例)best-seo-software.xyz を設定する場合
フィルタ名: best-seo-software.xyz
フィルタフィールド: 参照
フィルタパターン:best-seo-software.xyz
以上で保存です。
アナリティクス設定→全てのウェブサイトのデータ→フィルタ をクリックすると、以下のような設定一覧が表示されます。
ここで、設定の確認も可能です。
以上、貴重なアナリティクスデータを乱すリファラスパム対策でした。[:]