【オリジナルマグカップ】制作手順の紹介
約2年ほど前に紹介したブログなのですが、未だに、検索されて見ていただいているようです。
こちらの記事は、紹介だけだったのですが、もう少し親切に具体的に紹介しておきたいと思います。
<制作事例>
顔の部分は実際の写真で、体はイラスト。
マグカップへの印刷は専門の業者さんにお願いしますので、それまでの手順を紹介します。
必要なソフトウエア・素材
Photoshop : 顔写真の切り抜きと加工に使用します。
同等の加工ができるソフトがあれば問題ないと思います。
Illustrator: 顔写真以外のユニフォームなど、イラストを描くために使用します。
また、印刷用の原稿もイラストレーターで制作しますので、イラストレーターは必須でしょう。
印刷なので、写真は高解像度(360dpi相当) での撮影が必要です。
イラストなどの素材も、同等の解像度が必要ですので、購入したり、無料素材を利用する場合はご注意ください。
原稿制作手順
- 写真撮影:
明るく、できるだけ全員同じ時に撮影してもらうと助かります。顔だけを切り抜くため、撮影環境が違いすぎると、顔色が不自然に違ってきて、並べた時に違和感が生じてしまいます。
- 顔以外のイラスト描画:
体部分のイラストを準備します。原稿サイズは業者さんによって異なりますが、たいていは、サイトにテンプレートが用意されていますので、そちらをダウンロードして使用します。
表示したい人数などを考慮して、レイアウトしておきましょう。
<作画例> - 顔写真の切り抜き:
顔だけを切り抜きます。Photoshop大活躍です。 - 顔を配置:
切り抜いた顔を2のイラストレーター原稿に配置していきます。
*必ず”埋め込み”設定にしてください*
イラストレーターのファイル上に全てのデータが保存されている状況にする必要があります!! - アウトライン化:
テキストは全てアウトライン化します。
ここまでで原稿は完成です。
依頼する業者さんによって規格がことなりますので、詳細は要確認です。
利用しているサイト
私は、こちらのサイトから注文をしています。
ギフタス さん
http://www.giftasu.jp/index.html
最初に制作した際に、いくつかのサイトに1個ずつプリントを依頼してみたのですが、こちらが一番プリント範囲が大きかったのです。
このデザインのマグのように、沢山の顔を配置したい場合は、できるだけ全面にプリントできた方が良いという判断のもと、こちらに決定。
注文方法は、どこのサイトも同じような流れで、特にストレスはありませんでした。
ちなみに、原稿テンプレートはこちらからダウンロード可能です。
http://www.giftasu.jp/service/mugcup.html
あくまでも私の感想ですので、ご参考まで。
「自分でやってみよう!」
と思ったけど、やっぱり無理かも…、となったらご相談くださいませ。