【思考の整体 その2】メモを後から見ても訳わからなくならない方法
ミーティングや打ち合わせの後、しばらくするとまたうやむやになってしまう原因の一つに、思考の癖があるというお話を書きました
→【思考の整体】ミーティングや打ち合わせの直後はスッキリするけれど…
癖があるのは悪いことではないと思います。
人それぞれの個性。
自分自身ですから。
自分のノートなのに後から見たら何書いてあるかわからない!
打ち合わせ後、しばらくしてから、こんなことをお客様から言われることがあります。
内容を一生懸命書き込んでいて、あちこちに矢印や、丸で囲んであって。
重要とか書き込みもあったりして。
その時は、分かったんですよね。
その時は、すごく納得して、その通り!と思ったのです。
でも、少し経つと、
「どうしてこういう流れになるんだっけ?」
となってしまう。
その原因は、
打ち合わせの内容を 時系列で ずらずらと書き込んでいるから
ファシリテーターや打ち合わせの参加者、それぞれに、話の持っていき方や流れがあります。
意見交換されれば、その度に、脱線したりもします。
それを、その流れ通りにメモしていたら、実は、結構まとまりがないのです。
会議の主導者は良いです。
先生は良いです。
自分の理論通りですから。
でも、聞いている方は、それでは自分の中に落とし込めているとは言えないのです。
時系列でメモを取りながら 思考を整える具体的な方法
一度聞いたことを、その場で全て覚えられて理解できれば、それに越したことはありません。
でも、できないからメモをとる。
それなのに、後からメモの意味がわからない。
それは、自分の思考の癖が出てきて、メモの流れと合わなくなってきているから。
だから私が使うのは
付箋
打ち合わせや、勉強段階の私の必需品。今使っている付箋たち。
こんな風にペンケースに入れて持ち運んでます。
どう使うかというと、
付箋に要点を箇条書き
して、それを、会議や打ち合わせの流れ通りに白い紙に貼っておきます。
流れに応じて付箋と付箋の間には、矢印だったり、コメントが入ったりします。
事前に資料がある場合も同じ。
読み合わせをしながら、付箋に自分の言葉で要点を箇条書きにして、該当箇所に貼っておきます。
以下、実際の例。汚くてすみません…。
でも、こうやって進めてすっきりすると、こんな風に資料として完成します。
私が付箋を使う理由
後で資料をまとめたり、見直したりする時、簡単に入れ替えることができる
→自分の思考流れにそって、考えることができるからすんなり入ってくる
スペースが小さいから箇条書きになる
→要点を箇条書きでまとめる癖、とても大切です
目に付きやすい
→視覚的に大切なことです
なぁんだ、付箋か、とがっかりしましたか?すみません。
何よりも、貼ったりとったりできるのが良いのです。
私は、お客様の想いをカタチにする時、必ず、付箋を使っています。
私の必需品。
以上、私の頭の中、ちょっとだけご紹介でした。