【思考の整体 その2】メモを後から見ても訳わからなくならない方法



2016/05/09

ミーティングや打ち合わせの後、しばらくするとまたうやむやになってしまう原因の一つに、思考の癖があるというお話を書きました

【思考の整体】ミーティングや打ち合わせの直後はスッキリするけれど…

癖があるのは悪いことではないと思います。

人それぞれの個性。

自分自身ですから。

自分のノートなのに後から見たら何書いてあるかわからない!

打ち合わせ後、しばらくしてから、こんなことをお客様から言われることがあります。

内容を一生懸命書き込んでいて、あちこちに矢印や、丸で囲んであって。

重要とか書き込みもあったりして。

その時は、分かったんですよね。

その時は、すごく納得して、その通り!と思ったのです。

 

でも、少し経つと、

「どうしてこういう流れになるんだっけ?」

となってしまう。

その原因は、

 

打ち合わせの内容を 時系列で ずらずらと書き込んでいるから

 

ファシリテーターや打ち合わせの参加者、それぞれに、話の持っていき方や流れがあります。

意見交換されれば、その度に、脱線したりもします。

それを、その流れ通りにメモしていたら、実は、結構まとまりがないのです。

 

会議の主導者は良いです。
先生は良いです。

自分の理論通りですから。

でも、聞いている方は、それでは自分の中に落とし込めているとは言えないのです。

 

時系列でメモを取りながら 思考を整える具体的な方法

一度聞いたことを、その場で全て覚えられて理解できれば、それに越したことはありません。

でも、できないからメモをとる。

それなのに、後からメモの意味がわからない。

 

それは、自分の思考の癖が出てきて、メモの流れと合わなくなってきているから。

 

だから私が使うのは

付箋

打ち合わせや、勉強段階の私の必需品。今使っている付箋たち。

20160609_1こんな風にペンケースに入れて持ち運んでます。

20160609_2

 

どう使うかというと、

付箋に要点を箇条書き

して、それを、会議や打ち合わせの流れ通りに白い紙に貼っておきます。

流れに応じて付箋と付箋の間には、矢印だったり、コメントが入ったりします。

事前に資料がある場合も同じ。

読み合わせをしながら、付箋に自分の言葉で要点を箇条書きにして、該当箇所に貼っておきます。

以下、実際の例。汚くてすみません…。

20160609_4

でも、こうやって進めてすっきりすると、こんな風に資料として完成します。

20160609_3

 

 

私が付箋を使う理由

後で資料をまとめたり、見直したりする時、簡単に入れ替えることができる

→自分の思考流れにそって、考えることができるからすんなり入ってくる

スペースが小さいから箇条書きになる

→要点を箇条書きでまとめる癖、とても大切です

目に付きやすい

→視覚的に大切なことです

 

なぁんだ、付箋か、とがっかりしましたか?すみません。

何よりも、貼ったりとったりできるのが良いのです。

私は、お客様の想いをカタチにする時、必ず、付箋を使っています。

私の必需品。

 

以上、私の頭の中、ちょっとだけご紹介でした。