【親子で涙】断乳の話 子供の栄養と言葉とママの事情
[:ja]今日は、お仕事のお話ではなく、母としての私のお話を。
ママが集まると、出産や母乳の話になることがあります。
未だに。
結構昔のことに感じるのですが、結構鮮明に覚えているものですね。
我が家は、子供2人とも、完全母乳でした。
一切ミルクを飲まなかった理由はそれなりにありますが、それは割愛するとして。
正直、大変でした。
でも、楽な面も沢山あって、結局2人とも完全に母乳で押し通してしまいました。
ただ、母乳の場合、
「いつ、どんな風に止めるか→断乳 または 卒乳」
そこが、親子にとってちょっとした課題になってきます。
先日、こんな話になったので、私の体験談をお話します。
断乳時期を決める
我が家は、1歳半の時に断乳しました。
だいぶ授乳回数が少なくなってきていたけれど、寝る前は授乳が必要で、子供が自分から「いらない」という卒乳は無理そうでした。
この時期を選んだのはいくつか理由があります
- 幼児食を食べられるようになって栄養の不安も少ない
- 言葉が理解できるようになってきている
- 私が、ビールを飲みたい!!
2人とも、2月生まれの子供たちなので、1歳半にはちょうど8月頃。
ビールが美味しい季節ですから。
断乳をする1か月前から、授乳しながら、
「あと●●日で、おっぱいサヨナラだよ。一杯飲んでね」
と、話しかけていました。
ニコニコしたり、無視しながら飲んでいた彼ら。
正直、私は半信半疑でした。
「分かってるのかな…」と。
でも、ちゃんと分かってたんだな、ということが、卒乳も近くなると分かってくるのです。
言葉を発することはまだまだ拙くとも、ちゃんと言葉を理解してるのです。
周りの準備をする
授乳をやめる日を決めるにあたって、気を付けたことがいくつかります。
「1つめは、できるだけ主人がいる日にすること」
それまで欲しいだけもらっていたおっぱいがもらえなくなるのだから、泣いたり叫んだりするかもしれない。
ぐずって大変かもしれない。
そして、私の胸も張って大変になるかもしれない。
そんな時に、抱っこしてあやすなんて無理ですから。
できるだけ子供の気分をそらすために、主人の協力もお願いしました。
「2つめは、いつも遊んでいるママ友にも断乳宣言をして協力をお願いすること」
経験済みの友人もいるので、できるだけ昼間は子供たちと一緒に遊んでくれたり、私の体調を気遣ってくれたりして、本当に助かりました。
そして、大切な方がもう一人。
「マッサージをしてくれる助産師さんをお願いすること」
院長の高橋さんは、長男の時には、自宅に出張してくれました。
次男の時は、上記のサロンを開かれていたので、そちらに伺いました。
授乳を止めると、子供も機嫌が悪くなったりしますが、ママも大変なのです。
急に授乳を止めた胸は、異常に張ってきます。
熱を持つし、痛いし。
見たこともないような形に張ってきます。
それをきちんとマッサージしてもらうことで楽になりますし、乳腺のつまりもなくなるので、次の子供を望む場合には本当に必要なケアだと思います。
- どういう日程で断乳をするのか
- いつマッサージをお願いしたらいいのか
- ママと子供の注意点
こんなことを事前に相談して、アドバイスをいただいてその日を迎えました。
言葉を理解してくれていた子供たち
そして、断乳決行の日がやってきました。
前の夜、最後の授乳をして、夜中何回か目を覚ましても、お水やお茶で何とか乗り切り、さて朝。
できるだけ機嫌よく、元気よく朝食を済ませてすぐに公園へ!
とにかく、気をそらすように沢山遊びました。
子供は、ちょっとぐずったりすることもあったような気もしますが、それはいつもの範疇。
午前中も午後も、公園に行ったり、緑道を散歩したりして、とにかく遊び倒す。
ここまでは上出来~。
でも、問題は夜の寝かしつけです。
お茶を飲んで、添い寝して、絵本を読んで、トントンしていたら眠ってくれました。
なんだ~、できるんだ私も(涙)。
子供の目の前でマッサージをしてもらう意味
授乳を止めて3日目くらいに、1回目のマッサージをしてもらいました。
高橋さんは、子供と同室で母乳マッサージをします。
最初はおもちゃで遊んだりしていた子供も、数日もらえなかったママのおっぱいをマッサージし始めると、少し気にし始めます。
高橋さんは、そこで、子供の反応も確かめてくれます。
子供が側にきたら、優しく話しかけてくれます。
「一杯飲んで大きくなったね。もう、サヨナラしようね」
と。
子供によっては、助産師さんを押しのけてママにしがみついたり、大騒ぎをすることもあるそうです。
そういう場合は、もう少し授乳を続けましょうか、と相談することもあるとか。
うちの子の場合、長男はちらちら気にしつつ、「バイバイ~」、と手を振ってくれました。
そして、次男は、助産師さんの横で、静かに涙を流しました。
声もあげず、静かにハラハラと。
思わず、私も、助産師さんも涙ぐんでしまいましたが。
そんな次男も、涙を流して気が済むとおもちゃゾーンに戻って遊びに熱中し、マッサージが終わって帰るよ~、と声をかけてもしばらく無視。
彼なりに吹っ切れたんだと、助産師さんと一緒に安心したのを覚えています。
我が家は、こんな風に締めくくりました。
三者三様。
千差万別。
我が家の断乳体験談でした。[:]